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シューズクローゼット付きの物件はいいの?活用方法や選び方まで徹底解説!

設備


マンションや戸建て住宅を探していると、「シューズクローゼット」や「シューズインクローゼット」という言葉を物件情報で目にすることが増えてきました。特に最近の高級物件では標準装備となりつつあるこの設備ですが、実際のところ本当に必要なのでしょうか?

玄関周りの収納スペースは、家の第一印象を左右する重要なポイントです。来客時にすっきりと片付いた玄関をキープできるかどうかは、収納力にかかっていると言っても過言ではありません。また、家族が多い世帯やアウトドアが趣味の方、ベビーカーや自転車などを室内に保管したい方にとって、シューズクローゼットは非常に魅力的な設備となります。

この記事では、シューズクローゼットの基本的な特徴から、メリット・デメリット、そして自分のライフスタイルに合ったタイプの選び方まで、徹底的に解説していきます。




目次

  1. シューズクローゼットとは
  2. シューズクローゼットのメリットは?
  3. シューズクローゼットのデメリットは?
  4. 活用に合わせてシューズクローゼットを選ぼう!
  5. まとめ



1. シューズクローゼットとは

シューズクローゼットとは、簡単に言えば靴を履いたまま使える玄関まわりにある収納スペースのことです。一般的な下駄箱とは異なり、人が中に入って靴を選んだり収納したりできる広さを持っているのが特徴なんです。

「シューズインクローゼット」や「SIC」という呼び方もありますが、基本的には同じものを指しています。建築業界や不動産業界によって呼び方が異なるだけで、機能や構造に違いはありませんので、どの呼び方でも同じものだと考えて大丈夫です。

シューズクローゼットの大きな特徴は、その収納力の高さにあります。一般的な下駄箱が扉の中に靴を収納するだけなのに対し、シューズクローゼットは壁面を活用して大量の靴を収納できるんですね。モノによっては3面、2面と収納可能な設計になっているため、従来の下駄箱とは比較にならないほどの収納量を確保できます。

広さが確保できれば、靴だけでなくベビーカーや自転車、ゴルフバッグやキャンプ用品などのアウトドアグッズも収納することが可能です。最近では、玄関から直接リビングへと通り抜けられる「ウォークスルータイプ」のシューズクローゼットも人気を集めています。家族が多い世帯では、朝の支度時に玄関が混雑しがちですが、ウォークスルータイプなら動線がスムーズになり、快適な暮らしが実現できます。




2. シューズクローゼットのメリットは?

シューズクローゼットには、従来の下駄箱にはない魅力的なメリットがたくさんあります。実際に使っている方々からも高い評価を得ているポイントを、詳しくご紹介していきますね。


まず何といっても、圧倒的な収納量の多さが挙げられます。一般的な下駄箱の場合、収納できる靴の数は15足から20足程度が限界ですが、シューズクローゼットなら50足以上、広いものでは100足以上の靴を収納することも可能なんです。これは、壁面を効率的に活用できるためで、特にウォークインタイプのシューズクローゼットでは3面を収納として活用できる設計が一般的になっています。L字型やコの字型に棚を配置することで、限られたスペースを最大限に活用できるわけですね。2面を収納に使うタイプでも、通常の下駄箱と比べて格段に多くの靴を収納できますし、収納しているものを一度に見渡せるのも大きな利点です。朝の忙しい時間帯でも、履きたい靴をすぐに見つけられるため、時間の節約にもつながります。季節ごとの靴の入れ替えも、一目で全体が把握できるため楽に行えるんですよ。


そして、シューズクローゼットは「シューズ」という名前がついていますが、実際には靴以外のさまざまなものを収納できるのが大きなメリットです。たとえばベビーカーや子供用三輪車は、玄関に直接置くと場所を取ってしまいますが、シューズクローゼット内なら見た目もすっきりします。自転車を収納すれば雨に濡れる心配がなく、盗難のリスクも減らせますよね。キャンプ用品や釣り道具、スキー板などの季節用品、ほうきやちりとりなどの掃除用具、土や肥料といったガーデニング用品、非常用の水や食料などの防災グッズ、ゴルフバッグやテニスラケットといったスポーツ用品など、屋外へ持ち出すアウトドア用品や掃除用具を玄関近くに収納できることで、使いたいときにすぐに取り出せます。これは忘れ物防止にも効果的なんです。たとえば傘やレインコート、自転車の鍵などを定位置に収納しておけば、出かける直前に慌てて探す必要がありません。また、泥がついた靴や汚れた園芸用品なども、土間部分に収納できるため、リビングや他の部屋を汚す心配がないのも嬉しいポイントです。


玄関の整理整頓という点でも、シューズクローゼットは非常に効果的です。来客時に慌てて玄関を片付けるのは、多くの家庭であるあるな光景ではないでしょうか。シューズクローゼットがあれば、そんな悩みも解消されます。普段使わない靴や季節外れの靴、家族それぞれの靴をシューズクローゼット内に収納しておくことで、玄関スペースを常にすっきりと保つことができるんです。来客時も、玄関に出ている靴は必要最小限だけにしておけば、慌てて片付ける必要がありません。特にドア付きのクローズタイプにすれば、シューズクローゼットの内部を完全に隠すことができます。多少雑然としていても、扉を閉めてしまえば来客からは見えないため、急な来客でも安心ですよね。玄関がすっきりしていると、家全体の印象も良くなります。「玄関はその家の顔」とよく言われますが、整理整頓された玄関は、住んでいる人の生活スタイルや価値観を良い形で表現してくれます。さらに、収納場所が明確に決まっていることで、家族全員が片付けやすくなるというメリットもあります。「この靴はここ」「このアイテムはあそこ」と定位置が決まっていれば、子供でも自然と片付けの習慣が身につきやすくなるんです。




3. シューズクローゼットのデメリットは?

上で述べたように、シューズクローゼットには魅力的なメリットがたくさんありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。物件選びの際には、これらのデメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。


シューズクローゼットを設置する最大のデメリットは、その分居住用スペースが狭くなるという点です。一般的なシューズクローゼットは1畳から2畳程度のスペースを必要としますので、マンションの場合は専有面積が限られているため、シューズクローゼットに広いスペースを割くと、その分リビングや寝室、収納スペースが狭くなってしまう可能性があるんです。


特に注意が必要なのは、物件の総床面積が70平米以下のコンパクトなマンションです。このような物件では、シューズクローゼットのために1.5畳を使うことで、リビングが1畳分狭くなり、結果として居住空間が窮屈に感じられることがあります。そのため、物件を選ぶ際には間取り全体の面積配分に注意しておくことが重要なんですね。シューズクローゼットは確かに便利ですが、それによってリビングや寝室が極端に狭くなってしまっては本末転倒です。内見の際には、シューズクローゼットの広さは適切か、広すぎないか、リビングや各部屋の広さは十分確保されているか、全体のバランスが取れた間取りになっているか、他の収納スペースは十分にあるかといった点をしっかりチェックすることをおすすめします。戸建て住宅の場合は、玄関ホール部分にシューズクローゼットを設けることが多いため、マンションほど居住スペースへの影響は少ないかもしれません。ただし、それでも建築面積には限りがあるため、全体のバランスを考慮する必要があります。


次に、シューズクローゼットは設計次第で、かえって使いづらい収納になってしまうことがあります。特に問題となるのが、棚の高さや奥行きが適切でないケースなんです。たとえば棚の高さが固定されている場合、ブーツやハイカットスニーカーが収まらなかったり、逆に子供靴には高さが余りすぎるなど、収納するアイテムに合わせた調整ができません。奥行きが深すぎる場合は、奥に置いた靴が取り出しにくく、結局手前のスペースしか使わなくなってしまいます。逆に奥行きが浅すぎる場合は、男性用の大きな靴やブーツが入らないことがあります。天井までの高さが中途半端な場合は、上部に大きなデッドスペースが生まれ、収納効率が悪くなってしまうんです。


このようなデッドスペースが生まれてしまうと、せっかくのシューズクローゼットも十分に活用できません。また、収納量を増やそうと詰め込みすぎると、かえって取り出しにくくなり、使い勝手が悪くなることもあります。内見時には、実際に使う靴やアイテムのサイズを考慮して、棚の高さや奥行きが適切かどうかをチェックすることが大切です。可動棚が採用されているシューズクローゼットなら、後から自分の使い方に合わせて調整できるため、デッドスペースを最小限に抑えられますよ。


そして意外と見落とされがちなのが、掃除の手間です。シューズクローゼットは、意外と掃除が大変という声も多く聞かれます。靴を収納するスペースである以上、靴についた土や砂埃が溜まりがちなんです。特に雨の日の後や、子供が公園で遊んだ後などは、泥汚れが気になります。通常の下駄箱なら扉を閉めてしまえば見えませんが、オープンタイプのシューズクローゼットでは汚れが目立ちやすくなります。ウォークインタイプの場合、奥まで掃除機をかけたり、拭き掃除をするのが面倒に感じることもあります。特に棚が多く設置されている場合、一つ一つの棚を掃除するのは時間がかかりますよね。さらに、靴を大量に収納しているため、全ての靴をどかして掃除をするのは大仕事です。そのため、ついつい掃除を後回しにしてしまい、気づいたら砂埃が溜まっていたというケースも少なくありません。


掃除の手間を軽減するためには、玄関マットや足拭きマットを活用して土や砂をクローゼット内に持ち込まないようにしたり、定期的に靴の底を拭く習慣をつけることが大切です。また、床面はタイル貼りやフロアタイルなど、汚れが拭き取りやすい素材を選ぶと良いでしょう。ロボット掃除機が入りやすい設計かどうかも確認しておくと便利です。さらに、湿気がこもりやすいというデメリットもあります。靴は湿気を含みやすいため、換気が不十分だとカビや臭いの原因になることがあります。換気扇や窓が設置されているか、または除湿剤を置くスペースがあるかなども、チェックポイントとして押さえておきましょう。




4. 活用に合わせてシューズクローゼットを選ぼう!

シューズクローゼットにもいくつかの種類があり、それぞれに特徴やメリットが異なります。ライフスタイルや家族構成に合わせて最適なタイプを選ぶことで、より快適な暮らしが実現できます。


まずは「ウォークインタイプ」についてご紹介します。これはシューズクローゼットの中でも最もスタンダードな形式で、その名の通り、人が中に入って靴を選んだり収納したりできる構造になっています。最大の特徴は、中が行き止まりになっている点です。つまり、玄関から入って、再び玄関へ戻ってくる形になります。この構造により、3面を収納として活用可能になり、非常に高い収納力を実現できるんです。

ウォークインタイプの良いところは、まず収納力が抜群だということです。コの字型やL字型に棚を配置することで、限られたスペースを最大限活用できます。そして扉付きのクローズドタイプにすれば、来客時に中を完全に隠せるため、プライバシーが守れます。奥まで見渡せるため、どこに何があるかが一目でわかって整理しやすいですし、広さによっては、コートを脱いだり、身支度を整えるスペースとしても活用できるんです。このタイプは、靴の数が多い方や、家族の人数が少なく玄関の混雑があまりない世帯、プライバシーを重視したい方、アウトドア用品や季節用品など靴以外のものも多く収納したい方に向いています。ただし、行き止まり構造のため、朝の支度時など家族が同時に使う場合は、やや動線が悪くなる可能性があります。


次に「ウォークスルータイプ」ですが、これは近年人気が高まっているタイプで、玄関から室内へ通り抜けできる構造になっています。つまり、玄関からシューズクローゼットを通って廊下やホールへと進むことができるんです。このタイプの大きなメリットは、動線がスムーズだということです。家族が多い場合でも、朝の支度時に玄関が混み合いません。買い物から帰ったとき、重い荷物を持ったままシューズクローゼットを通って直接キッチンへ、といった使い方ができるため、生活動線が非常に効率的になります。来客用と家族用の動線を分けられるのも便利で、来客は通常の玄関を使い、家族はシューズクローゼット経由で出入りするという使い分けが可能です。靴を脱ぎながら、コートをかけたり、カバンを置いたりと、一連の動作をスムーズに行えるのも魅力ですね。


ウォークスルータイプは、特に家族が4人以上いて朝の時間帯が混み合う世帯におすすめです。共働きで忙しい家庭では動線が効率的なため時間の節約になりますし、買い物の荷物が多い方は玄関からキッチンへの動線が短縮できます。子供がいる家庭では、ベビーカーを押したまま通り抜けできるなど、便利な場面が多くありますよ。ただし、通り抜け構造のため、ウォークインタイプに比べると収納面は2面程度になることが多く、収納力はやや劣ります。また、来客時にシューズクローゼット内が見えやすい配置の場合、常に整理整頓を心がける必要があります。

最後に、扉の有無によって分類される「オープンタイプ」と「クローズドタイプ」についてお話しします。オープンタイプは扉がなく、常に開放されている状態のシューズクローゼットです。扉の開閉が不要なため、両手に荷物を持っているときでもスムーズに出入りできますし、視覚的に開放感があり、玄関が広く感じられます。常に空気が流れるため、湿気やカビの心配が少なくなりますし、扉が不要な分、建築コストや購入価格が安くなることもあります。ただし、来客時に中が丸見えになってしまうため、常に見える状態のままできれいに保つ努力が必要です。また、靴の臭いが玄関やホールに漏れやすくなるという点も考慮しておく必要があります。


一方、クローズドタイプは扉付きで、必要に応じて中を隠せるタイプです。扉を閉めれば中の状態を完全に隠すことができますし、家族の靴やプライベートな荷物を見せたくない場合に便利です。扉を閉めることで靴の臭いが室内に広がるのを防げますし、デザイン性の高い扉を選べば、玄関全体の印象がアップします。ただし、出入りの際に扉の開閉が必要なため、両手に荷物を持っているときは不便に感じることがあります。扉を閉めっぱなしにすると湿気がこもりやすくなるため換気に注意が必要ですし、扉の分だけ費用が高くなるというデメリットもあります。

選び方のポイントとしては、来客が多い家庭ならクローズドタイプがおすすめですし、家族だけで使う、来客が少ない場合はオープンタイプで十分でしょう。整理整頓が得意な方はオープンタイプでも問題ありませんが、整理整頓が苦手で忙しい方はクローズドタイプが安心です。小さな子供がいる家庭ではオープンタイプの方が出入りしやすいですし、高級感を重視するならクローズドタイプでデザイン性の高い扉を選ぶと良いでしょう。最近では折れ戸やロールスクリーンなど、開放時は完全に開け放てるタイプの扉も人気です。普段はオープンに使い、来客時だけクローズにするという使い分けができて便利ですよ。




5. まとめ

ここまで、シューズクローゼットのメリット・デメリット、そして選び方について詳しく解説してきました。シューズクローゼットは、圧倒的な収納力と玄関の整理整頓効果という大きなメリットがある一方で、居住スペースが狭くなったり、掃除の手間がかかるといったデメリットも存在します。


ミナトスタイルでは、シューズクローゼット付きの高級物件を多数取り扱っています。経験豊富なスタッフが、お客様のライフスタイルやご要望に合わせて、最適な物件をご提案いたします。豊富な物件情報の中から、シューズクローゼット付き物件はもちろん、さまざまな設備やこだわりに対応した高級物件を幅広く取り揃えています。

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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。

(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課

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