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窓の外はビル群、でも中庭には四季がある。タワマンより希少な中庭のある高級マンション。

こだわり条件


都心で高級賃貸を探すとき、多くの人が最初に思い浮かべるのはタワーマンションではないでしょうか。高層階からの夜景、行き届いたセキュリティ、充実した共用施設。条件だけを見れば、確かに申し分のない選択肢です。

けれど実際に住んでみると、「窓の外に広がるのはビル群と空だけ」という声も少なくありません。エレベーターを降りて自室に着くまで、季節の気配にほとんど触れないまま一日が終わる。そんな暮らしに、どこか物足りなさを感じ始める方もいます。

そこで今回注目したいのが「中庭のある高級マンション」です。建物と建物の間、あるいは敷地の中心に緑を抱えた低層レジデンス。タワマンと違い供給数が非常に少なく、都内でもごく限られたエリアにしか存在しない、いわば"隠れた贅沢"といえる住まいです。




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1. 中庭のある高級マンションが、イイ。



タワーマンションが「正解」とは限らない

都心の高級賃貸市場において、タワーマンションは長らく"憧れの象徴"であり続けてきました。眺望、ステータス性、駅直結の利便性。こうした条件を求める方にとって、タワマンは確かに有力な選択肢です。

しかし、住まい選びの正解は一つではありません。高層階からガラス越しに眺める景色と、日々の暮らしの中で自然に触れる緑とでは、得られる質がまったく異なります。タワマンが「見せる贅沢」だとすれば、中庭付きマンションは「感じる贅沢」。どちらが優れているという話ではなく、自分がどんな日常を過ごしたいかによって、選ぶべき住まいは変わってくるのです。



中庭がもたらす、もうひとつの豊かさ

中庭付きの高級マンションでは、建物と建物の間に植栽が広がり、朝は柔らかな光が差し込み、夏には緑の匂いが漂い、秋には葉が色づいていきます。エントランスを抜けて自室に着くまでのわずかな時間に、季節の移ろいを肌で感じられる。これは高層階からガラス越しに眺める景色とは、根本的に異なる体験です。

観葉植物を置いたロビーのような演出的な緑と違い、中庭は住戸の窓や日々の動線そのものに組み込まれています。だからこそ、意識して「癒されよう」とするのではなく、気づいたら心が落ち着いている、という自然な感覚が得られるのです。



数が少ないからこそ、価値がある

低層で敷地に余裕を持たせた建築は、高層化によって戸数を最大化する発想とは真逆にあります。そのため中庭付きの物件は供給そのものが限られており、都内でも広尾・南青山・白金・西麻布といった、緑豊かな高級住宅街として発展してきた一部のエリアに集中する傾向があります。

数が少ないということは、市場に出ればすぐに埋まってしまうということでもあります。だからこそ、情報を早くキャッチできるかどうかが、理想の住まいに出会えるかどうかの分かれ目になります。





2. 中庭付き高級マンションが持つ、タワマンにはない魅力



四季を「眺める」から「感じる」へ

タワマンの魅力の多くは眺望に集約されます。夜景、遠くの山並み、流れる雲。しかしそれは基本的に「窓の外の景色」であり、ガラス一枚を隔てた鑑賞対象にとどまります。

中庭付きマンションでは事情が違います。植栽の匂い、風の通り抜け、足元で乾いた落ち葉が立てる音まで、体感として季節が届きます。見る緑と、触れる緑の差。この違いを一度知ってしまうと、単なる眺望以上の価値を実感する方は多いのではないでしょうか。



音と光の質感が変わる

高層階の静けさは、外界から切り離された静けさです。一方、中庭に面した低層マンションの静けさには、水の音や鳥の声、葉擦れの音がうっすらと混ざる、いわば"生きた静けさ"があります。

光の入り方も同様です。中庭からの反射光は直射日光よりもやわらかく、時間帯によって室内の表情を変えていきます。この光の揺らぎこそ、中庭付き住戸ならではの贅沢な演出といえるでしょう。



すれ違う人がいる、ちょうどいい距離感

タワマンではエレベーターで一気に自室階まで運ばれるため、住人同士がすれ違う機会は驚くほど少ないものです。中庭付きの低層マンションでは、共用の庭を通って部屋に向かうため、他の住人やその子ども、犬の散歩と自然に目が合う瞬間があります。過干渉ではない、ほどよいコミュニティ感が生まれるのも、この住まいならではの魅力です。



「バルコニーの緑」ではなく「建物全体の緑」

個人のバルコニーに観葉植物を置くことと、建物全体が共有の中庭という緑を持つこととでは、スケールも持続性もまったく異なります。植栽の手入れは管理組合や管理会社が担うため、住民自身が世話をしなくても、常に整った緑を享受できます。これは、個人で緑を維持する手間から解放された、もう一つの豊かさだといえるでしょう。




3. 中庭付き高級マンションをご紹介



パークタワー晴海



最寄り駅:東京メトロ有楽町線/都営大江戸線「月島駅」徒歩12分

間取り:2LDK~3LDK

家賃幅:270,000円~950,000円


パークタワー晴海は、ディズニーリゾートを手がけるオリエンタルランドが外構コンセプトデザインを担当した、三井不動産の大規模タワーレジデンスです。敷地は「イマジネーションランド」と名付けられ、5つのゾーンと12のシーンストーリーを受け継ぐ設計になっており、木々に囲まれた19000㎡超という広大な敷地には、まるで中庭のようにフットサルやバスケットボールが楽しめる運動公園やキャンプ可能なテラスが広がります。 敷地内にはグリーティングゾーンやピースフルゾーンなど5つのエリアが設けられ、リゾートホテルのような佇まいの共用空間が魅力です。 メインエントランスにはクジラをモチーフにした大階段が象徴的に配置され、マルシェやキッチンカーが出店することもあります。 室内設備もシステムキッチン・追い焚き機能・食洗機・床暖房・浴室乾燥機と充実しており、フロントコンシェルジュサービスやキッズルーム、ゲストルーム、シアタールームなど共用施設も豊富です。 連結制震構造とハイブリッド構造を採用しており、地震に対する安全性の高さも大きな特徴のひとつです。


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ガーラ・レジデンス葛西パークブライト


最寄り駅:東京メトロ東西線「葛西」駅 徒歩19分

間取り:3LDK~4LDK


エントランスをくぐると視界に飛び込んでくるのは、建物に囲まれた中庭の緑。公式サイトでも「外観・中庭完成予想CG」として紹介されており、中庭のある佇まいがこのマンションの大きな特徴になっています。さらに総合レクリエーション公園まで徒歩3分、商業施設「アリオ葛西」まで徒歩8分という立地で、中庭の緑と近隣の大型公園、二重の"緑のある暮らし"が楽しめる点も魅力です。建物は地上15階建てで南向き中心の設計となっており、共用部には植栽で彩られたエントランスやオートロック、宅配ボックスなど、防犯・利便面の設備も整っています。総戸数60戸というコンパクトな規模感も、落ち着いた住環境を求める方には嬉しいポイントです。


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ブリリア練馬高野台


最寄り駅:西武池袋線・豊島線「練馬高野台駅」徒歩8分

間取り:2LDK~3LDK

家賃幅:15.5万円〜18.8万円


ブリリア練馬高野台は、練馬区高野台に建つ、東京建物が手がける「ブリリア」シリーズの一棟です。敷地の3方が道路に面した角地に立地し、建物は全3棟で構成され、その中心には四季折々の表情が楽しめるパティオ(中庭)が設けられています。 イロハモミジなど四季を感じられる植栽が三棟の中心に配置され、エントランスやマルチラウンジをはじめ敷地内の随所からその風景を望むことができるよう演出されています。エントランス自体も庇と壁面が重なり合う奥行きのあるデザインで、外部から中庭の風景がつながって見えるよう工夫が施されている点も特徴です。1階には、お子さまのスタディルームとしても使えるワークスペース付きのマルチラウンジがあり、住まいながら憩いと実用性を両立できる設計になっています。


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4. 中庭付き物件の探し方・注意点



「中庭」はポータルサイトの検索条件にない

まず知っておきたいのは、大手賃貸ポータルサイトでは「中庭あり」という条件で絞り込む機能が基本的に存在しないということです。「専用庭付き」や「ルーフバルコニー付き」はタグ検索できても、共用の中庭という要素はカテゴリ化されていません。そのため物件名やフリーワードで地道に探すか、写真や図面から建物配置を読み取る必要があります。



エリアの傾向をヒントにする

中庭付きの物件は、低層かつ敷地に余裕のある造りでなければ成立しません。そのため高層タワマンが集中するエリアよりも、広尾・南青山・白金・西麻布など、閑静な住宅街として発展してきたエリアに多く見られます。まずはこうしたエリアに絞って探すのが効率的です。港区で賃貸物件を探すページから、エリアごとの物件をチェックしてみるのも一つの方法です。



高級賃貸専門の仲介会社を頼る

一般的なポータルサイトに掲載されない非公開物件が多いのも、高級賃貸ならではの特徴です。中庭付きのようなニッチな条件は、高級賃貸を専門に扱う不動産会社に直接相談したほうが、条件に合う物件情報に出会いやすくなります。

その点、私たちMINATO STYLEは港区・麻布十番を拠点に、東京都心の高級賃貸を中心とした提案を得意としています。大使館員や外資系企業の役員といったハイクラス層のお客様からのご相談も多く、市場に出回る前の非公開物件情報や、オーナー様との独自のネットワークを活かした提案が可能です。法人契約の実績も多数あり、転勤や社宅探しといった特殊な条件にも柔軟に対応しています。

「中庭のある物件を探しているが、なかなか見つからない」という方は、ぜひ一度お問い合わせ、または来店予約からご相談ください。



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まとめ


タワーマンションが提供する眺望やステータス性は、確かに大きな魅力です。しかしその一方で、窓の外に広がるビル群だけでは満たされない何かを感じている方も少なくないはずです。

中庭のある高級マンションは、四季を「眺める」のではなく「感じる」暮らしを叶えてくれる、都内でも希少な選択肢です。供給数が少ないぶん、情報をどれだけ早くキャッチできるかが、理想の住まいと出会えるかどうかを左右します。

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  • 執筆監修

    趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。

    (株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課