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低層マンションはなぜ人気?メリットデメリットを徹底解説!

低層マンション


「タワーマンションって憧れるけど、なんだか落ち着かないかも…」「もっと快適に暮らしたい」
そんな風に感じたことはありませんか?
高層マンションの華やかさや眺望の良さは魅力的ですが、最近では都心の落ち着いた住環境を求めて、あえて「低層マンション」を選ぶ方が増えています。低層マンションは、一戸建てのようなゆとりある暮らしと、マンションならではの利便性やセキュリティを兼ね備えた、まさに「いいとこ取り」の住まい。防災面での安心感や資産価値の高さも、注目される理由のひとつです。
この記事では、低層マンションとは何か、そのメリット・デメリット、高層マンションとの違い、さらにどんな方に向いているのかを徹底解説します。あなたのライフスタイルに合った住まい選びの参考にしていただければ幸いです。


目次

1.低層マンションとは?
2.メリットは?
3.デメリットは?
4.高層マンションとの比較
5.低層マンションが向いている人
まとめ:MINATO STYLEでワンランク上の暮らしを


1.低層マンションとは?
まず、「低層マンション」とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか。
実は、低層マンションの定義は法律などで明確に定められているわけではありません。一般的には3階建以下のマンションを「低層マンション」と呼ぶことが多いですが、物件によっては4階建や5階建のマンションも低層マンションとして紹介されているケースがあります。

都市計画との関係
低層マンションは、都市計画において「第一種低層住居専用地域」または「第二種低層住居専用地域」に建てられることが多いのが特徴です。
これらの地域には以下のような制限があります:

建物の高さ制限:物件の高さが10~12m以内(第1~2種低層住居専用地域の条件)
用途制限:居住用以外の物件では、図書館や幼稚園などの公的施設、個人店舗の喫茶店や美容院などのみが建築可能

つまり、低層マンションが建つエリアは、大型商業施設や高層ビルが建たない、静かで落ち着いた住環境が保証されているということです。この点が、低層マンションの大きな魅力のひとつとなっています。

フルリノベーション物件も豊富
低層マンションには、築年数が経過した物件も多いですが、最近ではフルリノベーションを施した魅力的な物件が増えています。
フルリノベーションとは、躯体(建物の骨組み)だけを残して、間取りや内装、水回り箇所を完全に再構築するリノベーションのこと。間取りや水回りの位置を変更するなど大幅な変更を加えることで、古い建物でも最新の設備と洗練されたデザインを兼ね備えた、まるで新築のような住空間に生まれ変わります。


2.低層マンションのメリットは?


では、低層マンションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

高級マンションやデザイナーズマンションが多い
低層マンションの大きな魅力のひとつが、高級マンションやデザイナーズマンションの物件が多いことです。
タワーマンションは縦に長い構造ですが、低層マンションは横の面積が大きく、敷地を贅沢に使った設計が可能です。そのため、各住戸の専有面積が広く、ゆったりと過ごせるおしゃれなデザインの物件が多いのが特徴。広々としたバルコニーやプライベートガーデンが付いている物件も珍しくありません。
また、低層マンションは総戸数が少ないため、建築コストを抑えつつも、内装や設備に予算を割くことができます。その結果、デザイン性の高い洗練された物件が生まれやすいのです。
港区や都心エリアでは、著名な建築家が手がけたデザイナーズ物件や、富裕層向けの高級低層マンションが数多く存在します。こうした物件は、単なる住まいではなく、ライフスタイルそのものを豊かにしてくれる存在と言えるでしょう。

落ち着きとゆとりの住環境
低層マンションは、一戸建住宅と同様の住環境を享受できる点も大きなメリットです。
高層マンションと比べて、日当たりや風通しが良く、建物自体もゆったりとした印象を与えます。周辺に高い建物が少ないため、圧迫感を感じることなく、空の広さや季節の移ろいを感じながら生活できるのは、低層マンションならではの魅力です。
また、外出時のエレベーター待ち時間といったストレスがないのも嬉しいポイント。高層マンションでは朝の通勤・通学時間帯にエレベーターが混雑し、なかなか降りてこないことがありますが、低層マンションなら階段を使っても苦になりません。ちょっとしたお出かけやゴミ出しも、気軽にサッとできる手軽さがあります。
さらに、低層マンションが建つエリアは、前述の通り第一種・第二種低層住居専用地域が多く、閑静で落ち着いた住環境が確保されています。騒音や人混みとは無縁の、心地よい毎日を送ることができるでしょう。

地震の揺れが少なく、災害時の避難がスムーズ
日本は地震大国。住まい選びにおいて、防災面での安心感は非常に重要です。
高層マンションは地震の揺れが激しいことをご存知でしょうか?高層階になればなるほど、地震の揺れは増幅され、長周期地震動による影響も大きくなります。実際、東日本大震災や熊本地震の際には、高層マンションの上階で家具が倒れたり、住民が酔ったような感覚を覚えたりするケースが報告されました。
一方、低層マンションは揺れの増幅が少なく、地震による影響を受けにくい構造です。地面に近い分、揺れを直接感じることはあっても、高層マンションのような長時間続く大きな揺れは少ないのです。
さらに、災害時の避難を考えても低層マンションは有利です。もし電気がストップしてしまった場合、高層マンションではエレベーターが使えず、階段での上り下りは大変な労力を要します。特に高齢者や小さなお子様がいる家庭では、避難が困難になることも。
しかし低層マンションなら、部屋の出入りは比較的楽です。3階程度であれば、階段での移動も負担になりません。万が一の災害時にも、落ち着いて行動できる安心感があります。

資産価値を保ちやすい
不動産は大きな買い物ですから、将来的な資産価値も気になるところです。
実は、低層マンションは資産価値を保ちやすいという特徴があります。その理由は主に2つ。

供給が少なく需要が多い
低層マンションは、第一種・第二種低層住居専用地域という限られたエリアにしか建てられないため、供給が少ないのが実情です。特に都心の一等地では、新たに低層マンションを建設できる土地は限られており、希少性が高まっています。
一方で、落ち着いた住環境や防災面での安心感を求める需要は根強く、需要が多い状態が続いています。この需給バランスの良さが、低層マンションの資産価値を支えているのです。

ヴィンテージマンションとしての価値
低層マンションの中には、築年数が経過しても価値が下がるどころか、むしろヴィンテージマンションとして価値が高まっている物件も少なくありません。
特に、著名な建築家が手がけた物件や、立地条件が抜群の物件は、年月を経るごとに味わいが増し、唯一無二の存在感を放つようになります。適切なメンテナンスやリノベーションが施されていれば、築30年、40年を超えてもなお高い人気を誇る物件も存在するのです。
賃貸物件として貸し出す場合でも、低層マンションは安定した賃料収入が期待できます。将来的な売却や賃貸運用を視野に入れている方にとって、低層マンションは魅力的な選択肢と言えるでしょう。


3.低層マンションのデメリットは?
メリットが多い低層マンションですが、もちろんデメリットもあります。公平な視点で見ていきましょう。

共有施設やサービスが少ない
大規模な高層マンションやタワーマンションでは、共用施設が充実しているのが魅力のひとつです。
例えば、コンシェルジュサービス、ゲストルーム、パーティールーム、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジ、展望デッキなど、多彩な共用施設を備えている物件が増えています。これらの施設は、まるでホテルのような豪華さで、日常生活に彩りを添えてくれます。
一方、低層マンションは総戸数が少ないため、これらの豪華な共用施設を設けることは難しい場合が多いです。
ただし、低層マンションの中には、豪華なエントランスロビーや美しい中庭、住民用ラウンジを設けている物件もあります。また、共用施設が少ない分、管理費や修繕積立金が抑えられるというメリットもあるため、一概にデメリットとは言い切れません。
「共用施設をフル活用したい」という方には向きませんが、「シンプルで落ち着いた住環境を重視したい」という方には、むしろプラスに働くポイントとも言えるでしょう。

エレベーターがない物件が多い
低層マンションのデメリットとして、エレベーターがない物件が多いことが挙げられます。
建築基準法では、一定の高さ(31mまたは6階建て)を超える建物にはエレベーターの設置が義務付けられていますが、3階建や4階建の低層マンションはこの基準に該当しません。そのため、エレベーターが設置されていない物件も多く存在します。
若い世代や健康な方であれば、階段の上り下りはそれほど負担にならないかもしれません。むしろ、日常的に階段を使うことで、良い運動になると前向きに捉えることもできます。
しかし、高齢の方や体力に自信のない方、重い荷物を運ぶことが多い方、将来的に車椅子を使用する可能性がある方などにとっては、エレベーターがないことは大きなデメリットとなります。
マンションならではのフラットな移動を希望する方にとっては不便に感じられるかもしれません。
物件選びの際には、自身のライフステージや将来的な生活スタイルを考慮して、エレベーターの有無を確認することをおすすめします。最近では、低層マンションでもエレベーター付きの物件が増えてきていますので、条件に合わせて選択肢を広げてみてください。

駅からやや遠いことが多い
低層マンションは、駅からやや離れていて、商業施設も少ないエリアに立地していることがほとんどです。
これは、前述の通り、低層住居専用地域に建てられることが多いため。駅前の便利なエリアは商業地域や近隣商業地域に指定されていることが多く、低層マンションを建てることができません。
そのため、駅まで徒歩10分以上、あるいはバスを利用する必要がある物件も少なくありません。また、周辺にコンビニやスーパー、飲食店などが少なく、日常の買い物に不便を感じることもあるでしょう。
閑静で落ち着いた環境というメリットの反面、利便性がデメリットになる可能性があります。
ただし、最近では在宅勤務が普及し、毎日通勤する必要がない方も増えています。また、ネットスーパーや宅配サービスの充実により、駅から遠くても快適に暮らせる環境が整いつつあります。
「静かな環境で暮らしたい」「自然に囲まれた生活をしたい」という方にとっては、駅からの距離はさほど問題にならないかもしれません。ライフスタイルに合わせて判断することが大切です。


4.高層マンションとの比較


ここまで低層マンションのメリット・デメリットを見てきましたが、高層マンションとはどのように違うのでしょうか。比較してみましょう。

眺望の良さ
高層マンションは眺めが良いことが最大の魅力です。特に上層階からは、都会の夜景や遠くの山々まで見渡せる開放的な景色を楽しめます。この眺望の良さは、低層マンションでは得られない高層マンションならではの特権と言えるでしょう。
一方、低層マンションは眺望よりも、地に足のついた暮らしを重視する方に向いています。窓から見える緑豊かな庭や、季節の花々、青い空といった身近な自然を楽しむことができます。

共用設備の充実度
前述の通り、高層マンションの方が総戸数が多い分だけ、共用設備が充実していることが多いです。
タワーマンションの中には、スカイラウンジ、ゲストルーム、パーティールーム、キッズルーム、フィットネスジム、シアタールーム、温泉施設など、リゾートホテルのような豪華な共用施設を備えている物件もあります。
低層マンションは総戸数が少ないため、これほど多彩な施設を設けることは難しいですが、その分アットホームな雰囲気があります。

コミュニティの距離感
総戸数が少ない低層マンションでは、一般的に住民同士の距離感が近くなりやすい傾向があります。
エレベーターホールや廊下で顔を合わせる機会が多く、自然と挨拶を交わすような関係が築けます。何かあった時に助け合える安心感や、地域コミュニティに溶け込みやすい環境は、低層マンションの隠れたメリットと言えるでしょう。
一方、高層マンションは総戸数が多いため、住民全員と顔見知りになることは難しく、プライバシーを重視した距離感を保ちやすいという特徴があります。
どちらが良いかは個人の価値観によりますが、「近所づきあいを大切にしたい」「地域に根ざした暮らしをしたい」という方には、低層マンションの方が向いているかもしれません。

防災面での違い
地震の揺れや災害時の避難のしやすさでは、前述の通り低層マンションに軍配が上がります。
高層マンションは免震・制震構造を採用している物件も多く、建物自体の耐震性は高いですが、高層階での揺れの増幅や、災害時のエレベーター停止による影響は避けられません。
低層マンションは構造がシンプルで、災害時にも落ち着いて対応しやすいという安心感があります。


5.低層マンションが向いている人
これまでの内容を踏まえて、低層マンションが向いているのはどのような方でしょうか。
一戸建ての感覚で落ち着いた住環境を求めている人
「一戸建てのような落ち着いた暮らしがしたいけれど、セキュリティや管理面ではマンションの利点も捨てがたい」
そんな方には、低層マンションが最適です。一戸建ての感覚で落ち着いた住環境を享受しながら、マンションならではのセキュリティや共用部分の管理サービスも受けられます。
庭付きの一戸建てには憧れるけれど、メンテナンスの手間や防犯面が心配…という方にとって、低層マンションはまさに理想的な選択肢となるでしょう。

防災面で安心できる住いを求めている人
地震や災害が多い日本において、防災面で安心できる住まいを求める方は少なくありません。
低層マンションは、地震の揺れが少なく、災害時の避難もスムーズ。特に小さなお子様や高齢のご家族がいる方にとって、この安心感は何物にも代えがたいものです。
また、低層マンションは総戸数が少ないため、災害時の住民同士の連携も取りやすいという利点もあります。
普段から周囲とコミュニケーションを取れる住まいを得たいという人
「ご近所さんと顔見知りになって、挨拶を交わすような温かいコミュニティで暮らしたい」
そんな希望をお持ちの方にも、低層マンションはおすすめです。普段から周囲とコミュニケーションを取れる住まいは、特に子育て世代や、定年後にゆっくりと地域に根ざした暮らしをしたいシニア世代に人気があります。
大規模マンションの匿名性も魅力的ですが、顔の見える関係性の中で安心して暮らしたいという方には、低層マンションのアットホームな雰囲気がぴったりでしょう。

資産価値を重視する投資家
不動産投資の観点から見ても、低層マンションは魅力的です。
希少性が高く、資産価値を保ちやすい低層マンションは、長期的な投資対象として注目されています。特に一等地に建つヴィンテージマンションは、時間が経つほどに価値が高まるケースも。
また、賃貸需要も安定しており、空室リスクが低いのも投資家にとってはメリットです。


まとめ:MINATO STYLEでワンランク上の暮らしを
ここまで、低層マンションの特徴やメリット・デメリット、向いている人などについて詳しく解説してきました。
低層マンションは、落ち着いた住環境、防災面での安心感、資産価値の高さなど、多くの魅力を持つ住まいです。華やかなタワーマンションとは一線を画す、大人の選択と言えるでしょう。

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定休日: 第一・第三火曜、毎週水曜(1月〜3月は無休)
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執筆監修

趙暉士(ちょうきし)|宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

賃貸リーシングとコンサルタントを経験し、後に売買仲介業務に従事。

(株)大京穴吹不動産、都心営業部、渋谷店、流通営業1課